外線発信の為のルールを設定します。
外線発信はアウトバウンドルール一覧表示で上から順番に参照します。アウトバウンドルールの優先度によっては発信できないこともありますのでご注意ください。
画面左部メニューの「コールマネージャー」→「発信ルール」を押下します。
発信ルールの参照画面に遷移したら「追加」を押下します。

発信ルールについて設定します。
ルール名:発信ルールの名前を設定します。(必須)
優先順位:発信ルールの優先順位を決めることができます。数字が低いルールが優先されます。初期数値は1000になっています。(必須)
ルーティング戦略: PBX がトランクを介して通話をルーティングする方法を選択します。
優先順位付け: PBX は、設定された順序でトランクを使用します。最初のルートが失敗した場合、PBX は次のルートを試行します。
ランダム:PBXはランダムにトランクを選択します。コールが失敗した場合、PBX はランダムに次のルートを試行します。
以下設定でルールを適用する範囲を設定します。
ダイヤル番号のプレフィックス:特定の番号で始まる番号への発信にルールを適用します。※日本の電話番号をそのまま入力して発信したい場合、「0」を設定します。
発信内線番号:特定の内線番号から発信する際にルールを適用します(例: “100-120”)。
ダイヤル番号の長さ:特定の長さの番号を発信する際にルールを適用します。(例:「8;10;8、10、または 12 桁の番号の場合は 12″ です。
ユーザーグループ:特定のグループから発信する際にルールを適用します。
以下設定でルートを設定します。
トランク:使用するSIPトランクを選択します。
数字を削除:指定した桁数分を電話番号の先頭から削除します。(たとえば、002345 などの番号から「00」を削除してからルーティングします)。日本の番号(080~などの、0から始まる番号)の場合、こちらを0にするとそのまま発信が可能です。
プレフィックスを追加:特定の番号で始まる番号への発信にルールを適用します。 (たとえば、数字の002345に「+44」を追加すると +442345
になります)。日本の番号(080~などの、0から始まる番号)の場合、こちらを設定しなければそのまま発信が可能です。
有効:このルートを有効にするか無効にするかを設定します。有効にしたい場合は青色の活性状態にしてください。
発信者ID:トランクの外線番号が表示されます。トランクを選択すると自動で表示されます。

営業時間について設定します。
このルールで外線電話を発信できる時間を指定できます。
デフォルトのグローバル営業時間を使用:画面左部メニューの「会社」を選択すると、テナントのデフォルト営業時間を設定することができます。テナントのデフォルト時間に合わせたいときはこちらを選択してください。
特定の営業時間を使用:発信ルールごとに営業時間を設定したい場合はこちらを選択し、営業時間を設定してください。
休日:デフォルトの営業時間と同様の「会社」の設定画面にて、会社の休日を追加できます。(例:創立記念日 等)
もし特別な休日がある場合はこちらで選択し、設定できます。
上記設定後、画面右下の「OK」を押下してください。

発信ルールの一覧に追加されます。
追加した発信ルールを選択し、編集ボタンを押下することで、設定変更をすることもできます。」
