CCUCaaS には「ナイトモード」機能があり、営業時間外に着信を自動で転送することができます。
この機能は、バーチャルレセプショニスト、リンググループ、コールキューといったサービスで特に便利です。営業時間外に着信をモバイル番号、電話代行サービス、留守番電話などの別の宛先に転送できます。
Webポータルからナイトモードを有効化する
CCUCaaSの Web ポータルから簡単にナイトモードの有効化/無効化ができます。
- システム管理者としてサインインし、管理したいテナントを選択します。
もしくはテナント管理者として直接サインインします。 - [Company] メニューを開きます。
- [General] タブをクリックします。
- Night Mode スイッチを切り替えて、機能を有効化または無効化します。
IP電話(BLFキー)からナイトモードを有効化する
プロビジョニング済みの IP 電話を使用している場合、BLF(Busy Lamp Field)キーにナイトモードの操作を割り当てることができます。
- 電話のプロビジョニング時に、ナイトモード用の BLF キーを設定します(例はマニュアル内の図を参照)。
電話が PBX に正常登録されると、BLF キーは次のように表示されます:
- 緑色点灯:ナイトモードが無効(営業時間中)
- 赤色点灯:ナイトモードが有効(営業時間外)
BLFキーの操作方法
- 早く退社する際は、BLFキーを押してナイトモードを有効化します(キーが赤く点灯します)。
- 会社が早めに業務を開始する場合は、再度BLFキーを押してナイトモードを解除します(キーが緑に戻ります)。
コールキュー/リンググループ用ナイトモード宛先の設定
CCUCaaSでは、コールキューとリンググループそれぞれに、ナイトモード時の特別なルーティングを設定できます。
- コールキューやリンググループの設定画面に、**Night Mode Destination(ナイトモード宛先)**の設定項目があります。
- ナイトモードが有効な間、着信は指定された宛先(留守番電話、外線番号、自動応答番号など)へ自動的に転送されます。
- これにより、営業時間外でも適切に着信を処理できます。
バーチャルレセプショニスト用ナイトモード宛先の設定
PortSIP PBX では、バーチャルレセプショニストにもナイトモード時の特別なルーティングを設定できます。
- バーチャルレセプショニストの設定画面に、Night Mode Destination の設定項目があります。
- ナイトモード有効時には、着信は指定した宛先(留守番電話、外線番号、自動応答番号など)に自動転送されます。