通話の記録は、Adminコンソール>Reports>Call Logから確認が行えます。

画面遷移すると、当日のすべての通話記録が表示されます。

フィルター条件を変更することで特定の日付や、過去1週間分などの表示が行えます。

基本的な見方
通話はセッション単位で背景が色分けされます(背景がグレーの連続した記録、背景が白の連続した記録という単位で交互に記録されます)
基本一覧の下方が古い記録となり、上に向かって新しい記録が追加されていきます(通話セッション中に他の通話セッションが発生している場合などは、Call Time欄のタイムスタンプはセッション単位で前後します)

Call Time:セッションが発生した時刻
Caller ID:発信者の番号
Destination:着信先
Status:受話した(Answered)/受話しなかった(Unanswered)
Ringing:呼び出し時間
Talking:通話時間
Cost:別途通話コスト設定があれば加算されます
Reason:該当の通話終了時の挙動が記録されます
Sentiment:別途AI連携による通話録音解析が設定されている場合、感情スコアが記録されます
Transcription:別途AI連携による通話録音解析が設定されている場合、文字起こしが記録されます。
それぞれのセッションの見方
図中①のセッション

02/28/2025 6:35:30 PMに内線1002から内線1003へ発信があり、2秒間の呼出し後、内線1003は通話に応答しています。9秒間通話し、内線1003が通話を終了しています。
図中②のセッション

02/28/2025 6:36:34 PMに05058307066からの発信がコールキュー”Q_ISDN_8001 (8001)”に着信しています。コールキューで11秒間積滞しています。
02/28/2025 6:36:35 PMからコールキューに所属している内線は呼び出され、10秒間の呼出し後、内線1003が受話しています。9秒間通話し、内線1003から通話を終了しています。
図中③のセッション

02/28/2025 6:37:19 PMに05058307066からの発信がコールキュー”Q_ISDN_8001 (8001)”に着信しています。コールキューで7秒間積滞していましたが、その間にコールキューメンバーの受話はなく、着信は05058307066から終了しています。StatusがUnansweredになっています。
図中④のセッション

02/28/2025 6:37:39 PMに05058307066からの発信がコールキュー”Q_ISDN_8001 (8001)”に着信しています。コールキューで6秒間積滞しています。
コールキューに所属している内線は呼び出され、6秒間の呼出し後、内線1002が受話しています。17秒間通話し、内線1003へ転送していますが、その間に02/28/2025 6:37:53 PMから1002→1003への通話があり、3秒間の呼び出しと6秒間の通話時間があることから、アテンド転送を行ったことがわかります。
最終的に05058307066と内線1003の通話は9秒間行われ、通話は05058307066から終了しています。
図中⑤のセッション

02/28/2025 6:39:43 PMに05058307066からの発信がコールキュー”Q_ISDN_8001 (8001)”に着信しています。コールキューで4秒間積滞しています。
コールキューに所属している内線は呼び出され、3秒間の呼出し後、内線1002が受話しています。
その後通話は内線1003へ転送されていますが、1002と1003との間で通話セッションが記録されていないため、ブラインド転送が行われたことがわかります。
最終的に05058307066と内線1003の通話は6秒間行われ、通話は05058307066から終了しています。
図中⑥のセッション

02/28/2025 6:40:46 PMに内線1002は内線1003へ通話を開始しましたが、内線1003は受話しませんでした。
呼び出しは10秒間行われました。StatusがUnansweredになっています。
受話できなかったコールキューへの着信を確認する方法
コールキューに着信があり、受話対応できなかったものは、Reports>Abandoned Queue Callsからも確認が可能です。

放棄されたコールキューへの着信が確認可能です。

Call Time:コールキューへの着信時間
Caller ID:発信元番号
Agent:コールキューに含まれる内線
Waiting time:コールキューへの積滞時間
Polling Attempts:コールキューに設定されているRinging Timeを1周期とし、何周期呼び出しを行ったかの数値。0の場合、そのエージェントへは呼び出しが行われていない。該当のエージェントは他の通話を行っていた/コールキューからログアウトしていたなどで呼び出し自体が行われていない。
※上図では、フィルターでコールキュー”Q_ISDN_8001”の記録が表示されています。他のコールキューの記録を表示する場合は、フィルターで設定を行います。
